課題とヒントをもらったシブヤガワ映画祭プレイベント
こんにちわ!
シブヤガワ映画祭部のカベです。
先日満員御礼で無事終了となった初イベントの『ナイショの映画祭』。
ご来場頂いた皆さま、本当にありがとうございました!!
当日はライゾマティクス齋藤さんのトーク相手として私も登壇させて頂いたのですが、普段イベントで人前に立って話す機会など滅多になく、お相手も齋藤さんとゆうことで非常に緊張しておりました!
が、イベント開始前の打ち合わせで、齋藤さんの物腰の柔らかい人間性に触れ、「楽しみましょう!」と声をかけて頂いたことで緊張もほぐれ、私もいち観客として楽しく齋藤さんとお話ができました!
ナイショだった上映作品は『もしも建物が話せたら』というドキュメンタリー映画。
建物自身の視線で、その建物が建てられた経緯や構造、その建物の周りで生活する人々との関係を描いた作品なのですが、齋藤さん自身も「今の建築において、もっと建物自体の声を聞くことが必要で、建物自体に人格があり物語がある」という考えがあって上映作品に選んだそうです。
そして、そう考えるきっかけの一つとして、コロンビア大学時代の教授から毎日映画を観ろと言われ、様々なジャンルの映画を観た経験が影響しているということを話してくれました。
齋藤さんの建築論の裏側には映画の存在があったのですね!
トークの最後にはお客さんとの質疑応答の時間も。
建築にまつわる話や、齋藤さんご自身のこと、好きな映画の話など、お客さんも積極的に質問を投げかけ、齋藤さんも一つひとつの質問に丁寧に答えてくれました!
イベントで集計したアンケートによると、今回来てくれた方は、建築に興味がある方や映画好き、イベントがおもしろそうだったから、とその目的は様々。
音響や会場設備など色々と改善しなければならないご指摘もありましたが、満足度は高く、「建築という自分にとっては新しい分野にふれることができ、世界が広がった」「知らない映画だったから、普段選ばない映画が観られた」「映画の新しい観方を見つけることができた」という声を頂き、このイベントが“建築から映画へ”また、“映画から建築へ”、と興味の幅を広げるきっかけに少しはなってくれたとしたら、映画祭部の活動意義があったのではないでしょうか。
でも、まだまだ始まったばかり。
たくさんの解決すべき課題も目の当たりにしましたが、それと同時に多くのヒントももらった今回のプレイベント。
10月10日の本祭へ向けてさらに全力でかっ飛ばしていきたいと思います!!
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