meeting point企画会議 「映画」と「原付」を融合させたドキドキ上映プログラム決定!
第1回シブヤガワ映画祭で上映イベントを行う「meeting point」プロジェクト。
どんな映画をどんな風に上映するのか、探究が続きます。
「原付」は、何に似ている?
7月のミーティングで開催が決まった上映イベント「meeting point」。シブヤガワ映画祭開催に向けて、GENTSUKI CLUBとシブヤ大学 映画祭部がタッグを組んで動きはじめました。
「原付×映画」でどんな上映イベントができるのか。その手がかりを求め「原付になぜ乗らないのか?」を探究。映画祭部とGENTSUKI CLUBが、原付について熱く語りあいました(詳細は前回のレポートをご覧ください)。原付は本来身近な乗り物だけれど、東京で暮らす大人にとって遠い存在になりつつあるのでは?という問いもでてきました。
続いて探るお題は、「原付に感じるイメージと似ているキーワードは?」。
原付に対して抱いているイメージと似ているものって何がある?いまの自分にとって身近なもの、自分の生活に密着しているキーワードから選びます。
各自付箋にキーワードを書いて、一つのボードに貼り付けました。集まったキーワードは、300以上。「旅」「はじまり」「スキップ」「夜明け」「風」「ハロウィン」「ギター」「ラムネ」「公園」など、様々な言葉が並びました。
次にキーワードをカテゴリで分別していきます。「恋愛」、「SNS」、「仕事」、「夏」、「音楽」と分類する中で、それらすべてを内包する大きな言葉が4つ見えてきました。
その一つが「自由」。
原付から連想され、また、すべてのキーワードに関連するイメージでもあります。英訳のほうが気分として伝わりやすいのでは? との意見のもとブラッシュアップされたイメージは次の4つでした。
「Freedom(自由)」
「Fine(爽快)」
「Open(開放的)」
「Exciting(ドキドキ)」
原付にかかり、そして映画にもかかるもの。「原付×映画」は4つのイメージから何を導きだすのか?プロジェクトは具体的な企画立案へと進みます。
スケジュール確認とPR戦略
上映プログラムを企画するにあたり、まずスケジュールの確認を行いました。上映イベントまでの2カ月と少しの間、どのようなプロセスで何を決定させるのか。スケジュールを軸にしながら、具体的な要件を定めます。
GENTSUKI CLUB担当者、meeting pointの企画チーム、また、シブヤガワ映画祭全体のPRを担うPRチームも参加してのミーティング。プレスリリースのタイミングなど、情報開示の戦略と絡めながら調整しました。
その結果、第1弾プレスリリースが8月8日に決定(配信された映画祭部のリリースはこちら)。リリース発表のタイミングをふまえたうえでmeeting pointの上映企画を提案する日時、WEBサイトや記事などの制作物の進行についての大枠が定まり、次回のミーティングで企画を提案することとなりました。
横ではなく、縦に並んで観る映画!?
リリース発表の数日前、映画祭部meeting pointの企画チームとGENTSUKI CLUB担当者が顔をあわせました。企画会議と題されたこの場で、映画祭部が考えたmeeting pointの上映企画を提案。上映プログラムを決定します。
立案されたプログラムタイトルは「ドキドキする映画鑑賞の法則~二人乗りシートの心理学~」。原付の二人乗りをイメージした二人乗りシートを設置し、2人で一つのシートに座りながら映画を鑑賞、その心理的な効果を心理学や映画に関する識者が解説するという企画です。
映画館などでは横並びが常識の座席を、あえて縦にする。縦並びで映画を観るという「新しい観方」の提案であり、また、一つのシートに2人で座るドキドキの中で映画を観ることは、街で原付を乗るときの気分にも近いかもしれません。
「ドキドキする映画鑑賞の法則~二人乗りシートの心理学~」は、無事、GENTSUKI CLUBの賛同を得ることができ、上映企画に決定しました。
いよいよ本格的なイベント制作のスタートです。上映映画作品、心理学を解説する監修者などの詳細は、9月初旬の第2弾プレスリリースで発表する予定です。お楽しみに!
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