映画の「観たことのない観方」を探る。シブヤガワ映画祭とのコラボプロジェクト、「meeting point」はじまります!

シブヤガワ映画祭が掲げる
「既成概念を取り払った新しい映画の楽しみ方」に
企業や団体が賛同し、コラボレーション実施!


映画とまったく違う文化や企業が交わるところ

本祭まで、2カ月を切ろうとする7月。第1回シブヤガワ映画祭に向けたミーティングで、
新たなプロジェクト「meeting point」の発表がありました。

映画とは別ジャンルの企業や団体の取り組みとコラボし、シブヤガワ映画祭ならではの「新しい映画の観方」を上映イベントとして提案しようというもの。


第1回開催では「GENTSUKI CLUB」(株式会社ホンダモーターサイクルジャパン)がパートナーに決まりました。

「既成概念を取り払った新しい映画の楽しみ方を発信する」というシブヤガワ映画祭のコンセプトと、原付の新しい視点を探るべくスタートしたGENTSUKI CLUBの「GENTSUKI NEXT PROJECT」の考えがリンクしたことから実現。

“meeting point=川の支流同士が交わる地点”をテーマに、GENTSUKI CLUBとシブヤガワ映画祭がタッグを組んで映画上映イベントをつくりあげる。どのような企画が生みだされ、どんな映画上映となっていくのか。その模様を紹介します。


映画祭部メンバーが感じる「原付」とは

原付は、排気量125cc以下の原動機付自転車の略称。原付免許は16歳から取得できることもあり、本来若者にとって身近な乗りものです。映画祭部メンバーによる事前アンケート結果(約80名分)でも、「原付に乗ったことがある」と答えた人の多くが、通学や通勤といった日常の足として利用していたことがわかりました。


ミーティングでは、映画祭部メンバーにとっての「原付とは何なのか?」を探ります。

この日集まったメンバー25人のほとんどが原付の経験ナシ。
乗ったことがある人も、地元では通学で使っていたものの、東京へ引っ越すときに持って来なかったと言います。


そういったなかで、この日探究する内容は次の2つ。

 ・ なぜ、私たちは原付に乗らないのか?

 ・ 原付に感じるイメージと似ているキーワードは?


はじめにGENTSUKI CLUBの担当者も交えながら「なぜ、原付に乗らないのか?」を映画祭メンバー同士でディスカッション。ランダムに5チームに分かれ、チームごとにキーワードをグルーピングします。各人が「原付に乗らない理由」を付箋に書いて、ボードに貼っていきました。


原付は、かわいいけれど怖いもの!?

グループごとに様々な意見が交わされていきます。
「ヘルメット被ると髪型が崩れる」「体が生身で外に出てるから怖い」「排気ガスで鼻の穴黒くなる」「コストパフォーマンスが悪い」「車体は意外とかわいいと思う」などなど。

乗ったことのない人にとって、原付は“未知”の乗りものであることもわかってきました。

原付と同様に免許が必要な自動車や原付と同じ二輪で走る自転車と比較したイメージ、二段階右折などの交通ルール、駐車場や自賠責保険の費用についてのキーワードもあがりました。


映画祭部のメンバーは、映画と渋谷に縁のある“普通のオトナたち”。「これまでこんなに原付のことを考えたことがなかった」と漏らすほど、実は彼ら自身も「原付」は遠い存在だとわかりました。


さて、プラス面もマイナス面も忌憚のない意見を出し切った後は、「原付に感じるイメージと似ているキーワードは?」のヒアリングと、この日を通して見えてきた「映画×原付」の魅力を掘り下げて「meeting point」の上映テーマと内容を決めていくことになります。


その様子は、次回のレポートでご紹介します。お楽しみに!


株式会社ホンダモーターサイクルジャパン/GENTSUKI CLUB(リンク)


シブヤガワ映画祭2018 | 渋谷のド真ん中 2日間限りのシアターキャンプ場が出現!

今までになかった斬新なアプローチで"映画の楽しみ方"を提案してきた『シブヤガワ映画祭』が2日間限定で渋谷の街に帰ってきます! 今回は渋谷の中心部にオープンする『渋谷ストリーム』のエントランスに2日間限りのシアターキャンプ場が出現。夜空と夜景に囲まれながら、渋谷川の真上に設営されたテントの下で、家族・友人・恋人同士でキャンプ気分を味わいながらアットホームな雰囲気で映画を楽しんでいただきます。