『シブヤガワ映画祭2018』の開催について
9月16日(日)・17日(祝)
渋谷のド真ん中。2日間限りのシアターキャンプ場が出現!
今までになかった斬新なアプローチで"映画の楽しみ方"を提案してきた『シブヤガワ映画祭』が2日間限定で渋谷の街に帰ってきます!
今回は渋谷の中心部にオープンする『渋谷ストリーム』のエントランスに2日間限りのシアターキャンプ場が出現。夜空と夜景に囲まれながら、渋谷川の真上に設営されたテントの下で、家族・友人・恋人同士でキャンプ気分を味わいながらアットホームな雰囲気で映画を楽しんでいただきます。
さらに、今回は「短編映画(ショート・フィルム)」と呼ばれる上映時間が5分〜30分の作品を選定。欧米を中心に高い人気を誇る短編映画には、魅力的な作品が数多く存在します。また、長編映画に比べて制作負担が少ないことから若手監督が関わることも多く、完成度の高いインディペンデント系作品の存在も見逃せません。
再開発が進む渋谷川を舞台に、来場者が日本ではまだまだ認知度の低い「短編映画」と出会う「接点(meeting point ※ 川の支流が交わる地点)」になりたい。今回のイベントには、そんな願いも込められています。
『シブヤガワ映画祭2018』は、私たちがまだ気づいてない「映画の多様性」を体感することのできる、他にはない魅力的なイベントになるはずです!
<開催概要>
シブヤガワ映画祭2018
2018年9月16日(日)19:00〜22:00
2018年9月17日(祝)18:00〜21:00
(受付開始:14:30〜16:00頃を予定)
◎「シブヤガワ映画祭」の作品を観るには?
- 鑑賞料金:無料
- 申し込み方法:当日受付(先着順)
受付開始:14:30〜16:00頃を予定
各回「定員」になり次第、受付終了
当日、受付でご予約いただいた方に「整理券」をお配りいたします
- 各回のご鑑賞人数は6~8人程度を予定しています
会場に設置された2台のテント(タープ)の中でご鑑賞いただきます
◎上映会場(アクセス)
- 渋谷ストリーム 稲荷橋広場
- 東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」16b出口直結
◎鑑賞整理券の配布について
『シブヤガワ映画祭2018』は全作品「無料」で鑑賞いただくことができます!
鑑賞をご希望の方には、イベント当日の14:30〜16:00頃より会場付近の受付で『整理券』を配布させて頂きます。全ての上映プログラムは各回「定員制(先着順)」となっていますので、お早めにご来場いただくことをお薦めいたします。
なお、ご来場いただく時間によってはご希望にそえない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
主催:シブヤガワ映画祭2018 実行委員会
上映作品・タイムスケジュール
『そうして私たちはプールに金魚を、』
2012年の夏、埼玉県狭山市にある中学校のプールに400 匹の金魚が放たれた。犯人は4人の女子中学生。「キレイだと思って」と供述した少女たちがプールに金魚を放った本当の理由とは? 実際に起きた事件を元に、少女たちの心情を斬新な視点で切り取ったショートフィルム。
(© MOON CINEMA PROJECT)
◎作品情報
- 2017年公開/上映時間 28分
- 第33回 サンダンス映画祭ショートフィルム部門グランプリ受賞作品
監督:長久允監督
出演:湯川ひな、松山莉奈、菊地玲那、西本まりん、ほか
- オフィシャルサイト
◎上映スケジュール
- 9月16日(日)19:25〜/20:30〜/21:35〜
- 9月17日(月)18:25〜/19:30〜/20:35〜
『彼女の告白ランキング』
ある日、男は彼女にプロポーズする。すんなり承諾を貰えると思っていた男だが、彼女に「告白したい事が17 個ある」と告げられる。果たして男は彼女の告白を全て受け止め、結婚を決める事が出来るのか? 「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督が手がけるくだらなさ120%のコメディ。
(© ShortShorts)
◎作品情報
- 2014年公開/上映時間 21分
- 監督:上田 慎一郎
- 出演:中山 雄介、榎並夕起、橋本 昭博、鐘築 健二、ほか
◎上映スケジュール
- 9月16日(日)19:00〜/20:05〜/21:10〜
- 9月17日(月)18:00〜/19:05〜/20:10〜
『頭山』
落語の「あたま山」を現代に置き換えたアニメーション作品。アニメーション映画祭の最高峰「アヌシー2003」でグランプリ受賞。 さくらんぼの種まで食べてしまうケチな男。 ある日、男は頭のテッペンてっぺんから花の芽が出ていることに気がつく。やがてその芽は大きな桜の木へ成長し…。
◎作品情報
- 2002年公開/上映時間 10分
- 第75回 米アカデミー短編アニメーション部門ノミネート作品
- 監督:アニメーション・美術・編集:山村浩二
- 語り:三味線:国本武春、
- 脚本:米村正二
- 音楽:国本武春、シジジーズ
◎上映スケジュール
- 9月16日(日)19:00〜/20:05〜/21:10〜
- 9月17日(月)18:00〜/19:05〜/20:10〜
『僕が君の耳になる (HANDSIGN Music Video)』
声は聞こえなくても 愛が響いている。 聞こえない女性と聞こえる男性の実話を基にした感動のラブソング。 MV は、感動的な結末が話題を呼び、YouTube の再生回数は200 万回を超え大きな話題に。 女優の足立梨花が耳の聞こえない女性役を熱演した事でも注目を集めた。
(© 株式会社フジパシフィックミュージック、平尾昌晃音楽事務所、HANDSIGN)
◎作品情報
- 2017年公開/上映時間 10分
- 監督:能登秀美
出演:足立梨花、栗山航、みやぞん、平尾昌晃、ほか
◎上映スケジュール
- 9月16日(日)19:40〜/20:45〜/21:50〜
- 9月17日(月)18:40〜/19:45〜/20:50〜
※ なお、各作品の上映時間は予告なく変更となる場合もございます。予めご了承くださいませ。
シブヤガワ映画祭とは
近年、日本全国で様々な上映イベントが開催される様になった一方、独自の映画文化を築いてきた渋谷では、その拠点だったミニシアターが次々と閉館していきました。
多様なカルチャーを創造し、常に時代の半歩先の新しい価値を提供し続けてきた渋谷だからこそ、この背景には、 むしろ「今の映画の楽しみ方の需要と供給に不一致が起きているのではないか?」と私たちは考えました。もっと映画鑑賞の既成概念を取り払ってみたら。映画の存在意義をもっと自由に考えてみたら。そんな「映画の可能性」を自由に捉えてみることで、次代の新しい映画カルチャーが生み出せるのではないかと思ったのが私たちの原点です。
今、渋谷はあちこちで再開発が進み、まちもひとも文化もまさに一新しようとしている街です。「これまでの渋谷」と「これからの渋谷」が大きく混ざりあう時代の流れのなかで その象徴的なシンボルとしてあるのが「渋谷川」です。 渋谷一帯を横断する渋谷川は、いつの時代も変化を受容しながらその存在を残してきました。
シブヤガワ映画祭はそんな「渋谷川」のように、新旧の映画文化を取り入れながら、既成概念に囚われない新しい映画の観方=”映画観”を提供することで、人々と映画との接点を増やしていくことをミッションに2015年から上映イベントを企画・開催しています。
『シブヤガワ映画祭2018 実行委員会』について
『シブヤ大学』から生まれた
“渋谷らしい映画祭“を目指して活動するオトナたちの集まり。
「シブヤガワ映画祭2018」を主催する「シブヤガワ映画祭2018 実行委員会」は、2015年3月に「特定非営利活動法人 シブヤ大学」の公認ゼミ・サークル「シブヤ映画祭部」として、映画や映画祭に携わった経歴のある発起人たちをきっかけにスタートしました。メンバーはすべて別に本業を抱える“ふつうのオトナ”たち。「渋谷」と「映画」に愛着がある様々なバックグラウンドを持つ人々が集まって、あるようでなかった「渋谷らしい映画祭」を目指して様々な活動をしてきました。
2016年10月に開催した「シブヤガワ映画祭2016」の閉幕に合わせて「シブヤ映画祭部」の活動も終了。現在はシブヤ大学から組織を完全に独立させた上で、当時のメンバーを中心に、映画祭の新しい可能性を模索しながら活動を続けています。